須田幸英税理士事務所 事務所通信 平成22年9月号掲載
花火
 
 夏の定番である花火の季節もまもなく終わろうとしています。
 水原まつりにおいても、最終日にロータリークラブの50周年記念の大スターマインを打ち上げることができました。
ところで、私は長岡、片貝等の花火大会は行ったことはありますが、県外の花火大会は行ったことがありませんでした。
 しかし、テレビ等を見ると大曲の花火大会が、大抵の場合トップにランクされています。一回は行ってみたいなと思っていましたが、ちょうど今年は100年目にあたるため、これを逃したらまた行きそびれると思い8月28日に見てきました。
水原をバスで8時に出発し、2時過ぎに会場に到着するスケジュールです。なぜ、席が決まっているにもかかわらず、こんなに早く到着するのか意味がわかりませんでした。花火大会が始まるのは、夜7時からです。(最も昼花火が、夕方からあることは当日知りましたが・・・・)
 しかし、時間が経つに連れ早く桟敷席に着く必要が解ってきました。通路が人でいっぱいになり、しかも動かないのです。いろいろな旅行社の添乗員に連れられて会場入りしてくるのですが、遅く入場したグループはこのような状態の中に巻き込まれて、夜の花火が始まっても自分の席に着けないでいるのです。そうした人たちは添乗員のもっている旗と花火を立ったまま見ているという状態でした。翌日の新聞によると80万人の観客数で、昨年より10万人以上多かったということでした。
  午後9時30分に終了しましたが、これからがまた大変でした。バスが大曲を後にしたのは11時30分位で秋田のホテルに着いたのは午前2時過ぎでした。翌朝同じホテルに泊まった別のグループの話では、到着は午前3時30分位だったそうです。
 花火大会そのものは期待を裏切らない大変すばらしいものでした。今まで見たこともない規模の花火で圧倒されました。とても文章では言い表せない内容でありテレビ放映もされたようですが、行った人しか感じることの出来ないもので、充分堪能することができました。

 今回の大曲花火大会で感じたことは、「百聞は一見にしかず」ということと、これだけのものを見るには労力と暑さに耐えられる体力が必要だということです。
 そして、大曲の花火大会というものが常に気になっていましたが、これからは、そうした気分にならないで済みそうです。


                                                 所長 須田幸英
 事務所通信9月号掲載
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